PET（Positron Emission Tomography）は「ポジトロン断層撮影法」と呼ばれている画像検査です。「がん細胞は増殖するために正常細胞より糖代謝が亢進し、たくさんのブドウ糖を必要とする」という特徴を利用し、ブドウ糖に似た検査薬（18F-FDG）を体内に注射し、がんを検出します。一般に、がんが1cmほどになればPET検査で発見できるといわれています。本検査ではこのPETとCTを融合させたPET-CT装置を用い、がんの有無に加え体内における場所を正確に評価することが可能になります。 聖路加メディローカスのPET-CTは、被ばく線量を従来のCT撮影の1/2程度に抑える技術「ASiR」技術を使用。注射を打ち、静かに寝ていれば検査が終わるため、受診される方の苦痛が少ないのも特徴です。